最近、ニュースを見ると「もしも」の災害が増えているように感じて、不安になりますよね。特にここ神戸では、大震災の教訓があるからこそ、備えの大切さを痛感します。
でも、「備える」って何をしたらいいの?という方も多いはず。
今月は、皆さんの安心につながる大切な情報を2つに絞ってお届けしますね!
先日、地域の方々や関係機関と一緒に、ケアポート神戸での**「基幹福祉避難所」の開設訓練**に参加してきました!
基幹福祉避難所というのは、一般の避難所ではちょっと困る…という、特別な配慮が必要な方々を受け入れるために、神戸市が二次的に開設する避難所のことです。※近隣小学校など緊急避難場所にて市が対象者を決定するので直接避難はできません。
訓練では、こんなことを確認しましたよ。
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この経験を通じて、私たちは「もしも」の時に皆さんが本当に必要としていることを具体的に学びました。この学びを、日頃の支援計画にもしっかり活かしていきますので、ご安心くださいね!
避難所に行くのが難しい場合や、自宅が安全な場合は「在宅避難」という方法もあります。
特に、人工呼吸器などの医療機器や電動車いすを使っている方にとって、電気(電力)の確保は命綱ですよね。
ご自宅でできる簡単な備えをご紹介します。
ポータブル蓄電器(大容量バッテリー):ひとつあると安心!充電は常に満タンにして、すぐに持ち出せる場所に。
代替品を準備:電動吸引器だけでなく、手動の吸引器もすぐに使えるように置いていますか?
予備バッテリー:機器の予備バッテリーが劣化していないか、定期的にチェックしましょう。
かかりつけ医と相談:災害時、薬は最低3日分~7日分。主治医や訪問看護師さんと相談して、多めに備蓄しておきましょう。
万が一に備え、これらの準備が計画的に進められるよう、いつでも私たちにご相談ください。
不安はゼロにはなりませんが、**「備えること」と「つながり」**があれば、ぐっと安心感が増します。
私たちは、皆さんが地域の中で安心して暮らせるよう、訓練や情報提供を続けていきます。
「これってどうしたらいいの?」という疑問や、個別の相談がありましたら、遠慮なくいつでもご連絡くださいね。