地域福祉活動

こどもの居場所づくりに関する講演会及び事例発表会が開催されました。

2021.06.17

神戸市では、令和3年度よりこどもの居場所づくりの全市展開を推進しています。

そんな中、こどもの居場所の意義や必要性を再認識し、実施団体の活動を後押しすることを目的に、講演会と事例発表会が開催されました(神戸市主催)。

現在こどもの居場所を運営されている方や、これから立ち上げようとされている方等74団体が、オンラインと区役所に設けたサテライトから参加されました。

 

講演会では、全国こども食堂支援センターむすびえの湯浅誠理事長より、

「”こどもの偏食がなおった” ”笑顔がふえた” ”宿題を自分でするようになった” など、学校や家庭以外のこどもの居場所にしかできないことがある。そんな居場所が自分たちの地域にあることが大事」と、この時代にこそ求められるこどもの居場所の必要性について、講演いただきました。

 

次に、市内でこどもの居場所を運営されている3団体(若草かがやけこどもひろば、がんばるもん教室、さくらcafé)より、取り組みの動機や活動状況について報告があり、大学生や社会福祉法人等との連携、コロナ禍での工夫を知る機会となりました。

地域団体に大学生・高齢者施設などを区社協がコーディネートした事例のご紹介もいただきました。

 

また、久元市長を交えた意見交換では、地域活動の新たな担い手として、シニア世代や企業・学生との連携について、議論が交わされました。

 

こどもの居場所の立ち上げや運営に関するご相談は、各区社会福祉協議会までお寄せください。