地域の活動紹介

【中央区社協】「つながる世代、つづける交流、大好きなこの街で」 ~HAT脇の浜地区で行われている多世代交流会&こども食堂にお邪魔しました♪~

2019.06.18

“HAT神戸”の脇の浜地域福祉センターで、毎月第4金曜日に行われている多世代交流会をご存じでしょうか。

HAT神戸は大通りを挟んで2つに分かれており、一方は若い世代の家族が比較的多いですが、もう一方は高齢化が進み単身高齢者も増えており、見守りや防災等様々な観点から同じ地域内における交流が求められてきました。

今回お伺いしたのは、そんな地域における多世代間の交流を積極的に進める取組みです。

 

「今日はみんなでダーツゲームをしま~す!」 「「「は~い」」」
小学生と高齢者がペアとなって点数を競います。チームの名前を決めたり、投げ方や投げる順番など会話をしながらゲームを楽しむ姿が印象的でした。ゲームの終わりには景品をもらい、子ども達は大喜びでした。

 

「この街が、住まわれる方々にとって”良い街”、”大好きな街”になってくれたら…」そう話すのは交流会を立ち上げた、民生委員の原永さん。
また、交流会の運営は参加するこども達のお母さん達も担っています。「気が付けばこうなってました(笑)毎回、活気があって楽しいんです」と話してくれました。

ゲームが終わった後はみんなで食事の時間。こども食堂を兼ねているので、こどもたちは無料で食事をとることができます。メニューはみんな大好きカレーです。毎回少し味を変えており、子ども達に喜んでもらえるよう工夫しています。

 

「元気なこどもたちと一緒に食事ができるから、いつもより美味しいのよ」
「みんなで食べるご飯はおいしいね!!」 「おかわりもしたよ!!」

この日は、大人こども合わせて100名近い方が参加されました。地域におけるつながりの希薄化が叫ばれる中、このような地域内の多世代間交流を積極的に進めているHAT脇の浜地区。笑顔あふれる交流会がこれからも末永くつづいてほしいと思います。